羽生 弦選手のケガから見える日本のスポーツ界の時代遅れな発想

フィギアスケート 羽生 弦選手の怪我後のフリー演技を強行出場したことについてテレビ、新聞、スポーツ界を巻き込んで賛否両論の論争が起きています。

 

脳震盪後の競技について危険性が最近ようやく指摘されてるようになりましたが。

 

バイオフィードバックメーカーの立場からすると

 

「議論の発想がアメリカに比べて10年遅れている」<fontsize=”3″>

 

アメリカではすでにスポーツ選手の脳震盪問題の対策として、最先端のBMI技術を活用してリアルタイムに脳の活動状態が計測できる装置を活用しています。

 

 

QEEG「定量脳波分析」装置と呼ばれる機器を利用します。

 

脳波を利用して3D表示させてリアルタイムにスポーツ選手の脳活動をモニタリングすることで異常がないか瞬時に判断できます。

 

装置の価格も1万ドル = 100万円程度で手に入りますので、町のクリニックレベルでも導入しているケースが数多くありますのでスポーツ選手や一般の方でも比較的簡単に受診できます。

 

もし、異常が見つかれば適切な処置を受けれる体制が整っています。

 

その日本ではどうか

 

近年、学校現場で柔道などによる死亡事故が増えています。

 

練習中に気を失ったり記憶喪失を起こしたりといった症状のほか、頭痛がある、ぼーっとする、興奮状態になる、眠れないなどの症状が出た場合、脳震盪を起こしている可能性が高いそうです。

 

脳震盪を起こした場合、こうした症状は短時間で消えることが多いそうですが、もしそのまま競技や練習を続けると、症状が悪化することが少なくありません。
特に要注意が急性硬膜下血腫です。

脳を覆う硬膜と脳をつなぐ「架橋静脈」という血管が、衝撃によって過度に引っ張られて切れ、出血し、血腫(血の塊)が脳を圧迫し、脳の組織が損傷します。 血腫を取り除く手術を行いますが、半数以上は死亡し、命が助かっても重い障害が残ることが少なくないようです。

 

名古屋大 内田准教授の調査では、中高生が柔道により学校で死亡した事故は、12年度までの約30年間に118件起きていて、そのうち76件が、急性硬膜下血腫などの頭部外傷という報告があります。

 

ここまで来ると単なる事故というより、スポーツ指導者の無知、医療機関の人材、機器普及の遅れなど人災と呼べる問題であります。


日本でもアメリカのような環境があれば、前途ある若いスポーツ選手の事故が減ることは間違いないのですが。 

 

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